あーかい あーかい まっかいけ

85歳の母が亡くなった。母の死から教えられたことをすこし聞いてもらいたい。

2015-05-01から1ヶ月間の記事一覧

最期の言葉

翌日の火曜日早朝、姉から 母の容態がよくないと病院から電話が入ったので、至急行ってほしい、自分もすぐに向かうので、 と言う内容の電話がありました。 この日はこの時点から私の記憶が断片的で、 大切なことがあやふやだったり、ふとした瞬間が鮮明だっ…

月曜日その後

胆石をお腹に持っていたとは母も知らなかった事だと思います。 胆汁膵汁の流れ出る場所に胆石が詰まり、膵汁がにじみ出て周囲の臓器に炎症を起こさせている。 そんな説明だったと思います。 開腹手術をしないで詰まっている部分を通す処置がうまくいった、 …

月曜日

やっと救急車を呼ぶことができ、私はすぐに電車で大阪へ向かいました。 母は普段通院している総合病院に運ばれ、診察室で横になっていました。 点滴をしてもらっていましたが、とてもつらそうでした。 その病院ではレントゲン撮影など検査してもらいましたが…

「死ぬってなに?」

母が亡くなってしばらく2・3週間くらいだろうか、 私の頭の中で 「死ぬってなに?」 というつぶやきが、浮かんでは消え、また浮かんでくる。 それを繰り返すのです。 母が死んでしまった事は、病院で医師に最期を告げられたときから、お葬式をして灰になった…